シルクドソレイユとは

ドラリオンを理解するためにシルクドソレイユをもっと知ろう。


シルクドソレイユは火喰い芸の大道芸人だったギー・ラリベルテが1984年に設立したエンターテイメント集団である。

今日シルクドソレイユでは複数の常駐公演、巡回公演を平行して行っており、独特のスタイルに基づいたそれらのショーは、その芸術性の高さから多くの名声を集め、世界中で幅広い人気を博している。カナダのケベック州南西部の大都市モントリオールが本拠地である。

ショーのスタイルにはサーカスの伝統様式を取り入れているが、 演者としての人間を強調する一方で、 動物を使った曲芸などは行わない「ヌーヴォー・シルク(新サーカス)」とよばれるものである。大道芸、サーカス、オペラとロックの要素を自在に取り入れ、体を自在にまげる軽業や、ジャグリング、力業、道化と空中ブランコなどがよく登場する。彼等のショーに登場する衣装は非常に多彩でそして創造的であり、祝祭の雰囲気を醸し出している。


ラスベガスに行ったときにシルクドソレイユのショーを間近で見たことがある。


今までラスベガスで見たシルクドソレイユのショーは下記の通り。

オー( O ) Bellagio(ベラージオ)
ミスティア(Mystère)(トレジャーアイランド)
ズーマニティ(Zumanity)(ニューヨークニューヨーク)
カー(KÀ)MGM Grand(MGMグランド)
ラヴ(LOVE)Mirage(ミラージュ)


そして2006年より日本でドラリオンが開催されている。

ドラリオンのテーマ

ドラリオンのテーマについて考えてみよう。

シルクドソレイユは常にショーに対してテーマを持っている。
今回のドラリオンのテーマは、西洋と東洋の融合。

そして自然界との調和。

ドラリオン』は、生命と自然界の秩序を保つ4つの力、「空」「水」「火」「土」を賛美し、この4つの要素がショーの重要なキーワードとなっている。これらは自然界に欠かせない要素であり、そこにある生命は、過去、現在、そして未来へと永遠に続いていく。

空気のように澄み、水のように柔らかく、火のように素早く、地がどっしりと構えている・・・。東洋哲学の要素をダイナミックに取り入れたこのショーは、そんなイメージを連想させる。

東西の素晴らしい文化を融合し、新たな境地を切り開いた演出や音楽、人間の限界を超越した目を見張る神業の数々、芸術性高く繊細に作られた衣装、光と影が織りなす幻想的なステージ。すべてが一つになった時、『ドラリオン』は観る人すべてを夢の世界へと誘うのだ。

ドラリオンはシルクドソレイユの作品

ドラリオンはシルク・ドゥ・ソレイユ(以下シルクドソレイユ)が作品。

中国の伝統芸術と西洋文化を融合中国が誇る伝統芸術と、現代の西洋文化を代表するシルクドソレイユの驚異的パフォーマンスが融合した作品である。

ドラリオン制作スタッフに聞いてみた。
「私たちの既成概念が全て覆されるほど、たくさんの事を学び、初心に帰って創りあげた」

このようにドラリオン制作スタッフが語るだけあって、革新的な作品に仕上がっている。
キャストにはたくさんの中国人アーティストが起用されており、中国の伝統的な龍獅子にモチーフを得た演目や、中国傘を使った演目があるなど、うっすらと施されたオリエンタルな演出が親しみやすくも新鮮である。

タイトルの『DRALION(ドラリオン)』は、東を代表する龍(DRAGON:ドラゴン)と西を代表する獅子(LION:ライオン)からなる造語で、人類と自然の共存を求める「東洋的哲学」からインスピレーションを受け、生み出されたものである。